こんにちは!おたからや首里店の伊禮です!
大谷翔平選手 先頭打者ホームラン💥
47/47達成✨素晴らしい!誇らしい!
記録がどこまでいくのか…今後が楽しみ♪
さて本日の #沖縄 久々の快晴☀
台風前のこの機会に是非ご来店ください!
さて、今回ご紹介いたしますのは
【文政南鐐一朱銀】でございます(o^―^o)ニコ
今回もこちらのお買取り品を参考に、詳細についてお伝えしていきたいと思います!
是非最後までお付き合いください✨
一朱銀とは?
一朱銀とは、江戸時代後期に日本で使われた短冊形の銀貨です。
裏面には必ず「銀座常是」と刻まれています。
この銘(金属製の器具に刻まれた製作者の名のこと)は、当時の銀貨鋳造を管理していた役人のことです。
一朱銀は1両の16分の1の価値として発行された通貨です。
1両は時代劇でもよく見る小判1枚にあたります。
これらの古銭を現代の価値に換算する際、例として蕎麦がよく使われます。
当時の蕎麦1杯が16文だったことから、1両(=6500文)で大体400杯が食べられます。
一朱銀は1両の16分の1ですから、一朱銀の価値はおよそ蕎麦25杯ぐらいです。
最後に、現代の蕎麦1杯を400円程度と見積もって一朱銀の価値を割り出します。
1杯400円の蕎麦を25杯で計算するとちょうど1万円程度です。
つまり、一朱銀は当時の人にとって1万円ぐらいの価値があったと言えますね♪
3種類の一朱銀と特徴
一朱銀には大きく分けて3種類が存在します。
まずは、一朱銀として最初に作られた「文政南鐐一朱銀」です。
次に作られたのが「嘉永一朱銀」、そして最後に「明治一朱銀」が作られました。
文政南鐐一朱銀
文政南鐐一朱銀は、文政12年(西暦1829年)に発行されました。
名前に使われている「南鐐」とは上質な銀を意味する言葉です。銀の品位がほぼ99%ですから、他の金属を1%しか含んでいません。
南鐐という名前の通りとても上質な銀貨なのです。
文政南鐐一朱銀の表面には「以十六 換一兩」と書かれています。
現代文に訳すと、16枚で1両と交換できるという内容です。
このような説明書きが彫られたのは、この貨幣の価値を周知するためでした。
どの程度の価値があるものなのかわからないまま貨幣を使う人はいません。
そこで、貨幣の価値を確実に伝達すべく銀貨そのものに説明を彫り込んだのです。
ちなみに、本来なら「以南鐐十六片 換小判一兩」とより詳細な文章になる予定でした。
しかし、文政南鐐一朱銀はそれ以前に使われていた貨幣より面積が小さくなっています。
そのせいで文字数を減らす必要があったため、南鐐や小判という字が削られました。
嘉永一朱銀(安政一朱銀)
1853年から1865年にかけて発行されたのが嘉永一朱銀です。
最初に発行されたときの元号が嘉永だったことからこう呼ばれています。
しかし、安政の時代にも作られたことがあるため安政一朱銀とも呼ばれます。もうひとつ、少々変わった呼び名として知られるのがお台場銀です。
そもそも台場とは、大砲を並べて設置する要塞のことをさしています。
嘉永の時代はペリーが来航した時期であり、日本は海外の船を警戒していた時期です。
そのため、外からやってくる船への対策のひとつとして品川に台場を築いていました。
その台場での労働者に対し、日給として支払われたのが嘉永一朱銀1枚です。
このことから、嘉永一朱銀をお台場銀とも呼ぶようになりました。
また、嘉永一朱銀の特徴として、文字の書体による価格変化が大きい点も挙げられます。
明治一朱銀(川常一朱銀)
1868年から1869年の2年間で発行されたのが明治一朱銀です。
1868年が明治元年になることから、このように呼ばれます。最も特徴的なのが、裏面に書かれた「銀座常是」の「常」のデザインです。
上の3画全てに跳ねや払いがほぼ無く、まっすぐ縦に並んでいます。
もうひとつ、「貨幣司一朱銀」という呼び方もありますが、これはあまり使われません。
貨幣司(かへいし)とは大政奉還によって生まれた貨幣の鋳造機関のことです。
当時、大政奉還で政権が幕府から朝廷に移ったため、造幣機関も替える必要がでてきました。
そのために作られたのが貨幣司です。
しかし、明治2年には造幣局が作られたことで、貨幣司は早くもお役御免となってしまいました。
そのため、貨幣司で作られた貨幣は少なく、あまり詳細な記録も残っていないのです。
今回の買取品は【文政南鐐一朱銀】になります。
3種類の中でも希少性は極めて低いものになりますが、コレクターの方で欲しがる方も少なくないです。
ご自宅を整理されていて出てきた際は是非おたからや首里店へご相談下さいませ🙇
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