こんにちは!おたからや首里店の伊禮です!
本日も張り切っていきましょー!
本日ご紹介いたしますのはこちら!
【葡萄切子 ペアグラス】でございます(o^―^o)ニコ
今回はこちらについてお伝えしていきたいと思います。
是非最後までお付き合いください✨
切子ってそもそも何?
切子って聞いたことある、わかるけど詳しくは知らないという方も結構多いんですよね♪
切子は、砥石等の研磨材を用いて硝子器に彫り込まれたカット模様のことです。
装飾加工法の名称およびこれによる製品(切子ガラス)を指しています。ガラスの表面に、金属製の回転砥石を研磨剤とともに押しつけて、溝を入れたり研磨することで独特のデザインを施していきます。代表的な日本の代表的な切子の工芸品の種類として江戸切子と薩摩切子があります。
この技法は、江戸時代の後期より現代に伝えられてきた伝統工芸のひとつです。硝子器は、硝子吹き技法の色被せ硝子に、切子師の技が光り輝く手造りならではの工芸品です。
切子のもともとの意味は、立方体の角を切り落とした形をさす切籠形(きりこがた)から来たといわれています。
江戸時代後期はじめてガラスに触れた人々にとって、切子という響きのよさは上品な、品格のある、といった印象になっていったそうです。
特に今回ご紹介させて頂いております葡萄は、実がたくさんつくことから縁起が良い植物とされ、引き出物としても選ばれることも多いのだとか
江戸切子って?
江戸切子の祖は、江戸時代後期の加賀屋久兵衛というガラス問屋。この問屋のもと、江戸で初めてのガラスが作られ、さらに切子の製法も生まれました。
西欧文化の伝来を受けてはじまったガラス作りですが、面白いのはその製法が西欧の影響を受けていないところ。
当時、欧州で作られていたガラスの多くはソーダ石灰ガラスだったのに対し、長崎で作られたガラスは中国・宗と同じ鉛ガラスでした。
また、カットの技法も欧州と大きく異なります。
欧州のカットガラスが円盤状の工具を回してカットするのに対し、江戸時代の日本の切子は金属の棒に研磨剤をつけて手作業による摩擦でカット文様を作る製法です。
この後、明治前期に至るまでこの製法が和ガラスとして作られ続けました。
江戸でガラスが初めて作られたのは1711年頃、吹き竿を用いた吹きガラスが作られたとのことで、切子が作られたのは、さらに時代が進んだ1820年代後半。
加賀屋久兵衛により引札(チラシのようなもの)に切子を施したのがはじまりとされています。
1830年代になると加賀屋により研磨剤を用いた技術が誕生し、多くのガラス職人によって切子が作られるようになりました。
食器、風鈴、重箱、墨置き、手拭いかけ・・・。
日常の様々な道具が切子で作られるようになり、特に風鈴は江戸の夏の風物詩として人気を集めました。このようにして、江戸切子は庶民に愛される日用品となっていったのです。
今回のお品物について
こちら旅先で購入されたとのことで、一度も使用されず大切に保管されてきたとのこと。
確かに使用感は無く、綺麗な状態でございました。
ただ、使用されていないお品物でも長期間保管されていると、保管場所や保管方法によっては、カビや錆、匂いの原因になったりします。
特に付属品に関しては変色を起こしやすいのですが、今回お持ち込みのこちらのペアグラスに関しては、多少の劣化は見受けられましたが特に目立ったものはなかったです。
使用されなかった理由をお伺いしたところ、元々工芸品などの陶器やガラスがお好きとのことで、見つけては購入していたとのこと。
さすがに観賞用としては勿体ないし、量も増えてきたから…とのことでご来店くださいました。
思い入れのあるお品物とのことで、伊禮金額頑張らせて頂き、ご成約頂きました!
この度はおたからや首里店へお持ち込み頂き誠にありがとうございますm(__)m
もし処分しようとされているお品物のがございましたら処分される前に一度お持ち込みください!
査定は無料なので是非お気軽にご相談くださいませ!
おたからや首里店・平良店スタッフ一同、心よりお客様のご来店をお待ちしております。
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