伊禮の【見てってチョーだい】

 こんにちは!おたからや首里店の伊禮です! 

 

本日も張り切っていきましょー!

 

さて、本日ご紹介いたしますのはこちら!

【天保通宝】でございます(o^―^o)ニコ

今回はこちらについてお伝えしていきたいと思います。

是非最後までお付き合いください✨

 

天保通宝とは

天保通宝は「天保銭」とも言われており、江戸時代末期から明治にかけて日本で流通した天保時代の古銭です。

中心に四角い穴が空いている穴銭で、小判のような楕円形をしています。「天保通寳」と刻印されているのが表面、裏面には穴の上部に「當百」、下部に「後藤家の花押」が刻まれています。

江戸時代の古銭は「寛永通宝」が有名ですが、天保通宝も同じくらいよく知られた古銭のひとつです。

天保通宝に刻印されている「當百」は、1枚で100文に相当するという意味がありますが、当時は80文で流通していました。

現在の価値に換算すると、天保通宝1枚で2,600円ではないかと言われています。

しかし、天保通宝の質量は80文に満たない価値だったので、経済的混乱を招いて偽造されたものがたくさん出回りました。

 

幕府が公式に発行した天保通宝は4種類です。

・本座長郭(ほんざちょうかく)
・本座広郭(ほんざこうかく)
・本座細郭(ほんざさいかく)
・本座中郭(ほんざちゅうかく)

種類名に「本座」とあるものは幕府公式の天保通宝で、「郭」は真ん中の四角い穴の縁取りを表しています。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

本座長郭(ほんざちょうかく)

「本座長郭」は1835年に鋳造された天保通宝で、真ん中の穴が縦長に縁取りされています。

本座広郭(ほんざこうかく)

「本座広郭」は1845年に鋳造された天保通宝で、真ん中の穴が広く太く縁取りされています。

本座細郭(ほんざさいかく)

「本座細郭」は1835年に鋳造された天保通宝で、真ん中の穴が細く縁取りされています。

本座中郭(ほんざちゅうかく)

「本座細郭」は1866年に鋳造された天保通宝で、真ん中の穴は本座広郭と本座細郭の間くらいのサイズで縁取られています。

 

その他の天保通宝は下記4種類になります。

・水戸藩鋳銭 短足寳
・薩摩藩 横郭 仰冠當
・高知藩鋳銭
・秋田藩 広郭

幕府が発行していない天保通宝で、コレクターに喜ばれる種類とされています♪

 

今回のお品物について

今回、お父様の遺品整理でお持ち込み下さいました。

以前から看板を見てて気になっていたとの事…嬉しすぎる…!(笑)

たくさんの古銭の中からこちらの天保通宝が出てきました(⌒∇⌒)

金額的には、数百円満たない状態という事で厳しかったのですが、金額頑張らせて頂きましてこちらご成約となりました!

この度はおたからや首里店へお持ち込みくださいまして誠にありがとうございます。

 

もし処分しようとされているお品物のがございましたら処分される前に一度お持ち込みください!

査定は無料なので是非お気軽にご相談くださいませ!

おたからや首里店・平良店スタッフ一同、心よりお客様のご来店をお待ちしております。

 

 

 

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